鳥獣 birds and beasts
2018年度における国内の野生鳥獣による農作物の被害金額は、鳥類によるものが29億円、獣類によるものが約129億円で、合計約158億円となっている。最近では、鳥獣を自動捕獲するものや、センサーによって鳥獣を認識しその情報を知らせるといったICT機器が普及し、被害は減少しつつある。
家庭用ペット(犬猫)に関しては、2019年時点で犬の飼育率が12.55%(推定値)、猫の飼育率が9.69%(推定値)である。年齢別でみると、犬の飼育率が最も高いのは50代で14%程であるが、2015年の17.5%と比べると低下してきている。逆に20代の飼育率は13.9%であり、2015年の14.1%からほとんど低下していない。
参照元
令和元年全国犬猫飼育実態調査 一般社団法人ペットフード協会(2020) https://petfood.or.jp/data/chart2019/index.html
全国の野生鳥獣による農作物被害状況について 農林水産省(2020) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hogai_zyoukyou/index.html
鳥獣被害対策に活用できる機器情報 農林水産省(2020) https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/kikijouhou/kikijouhou.html