原子力 nuclear power
2019年における国内の原子力発電の発電量は638億kWhであり、全体の発電量の6.2%を占める。原子力の一次エネルギー供給量は535PJであり、全体の2.8%を占める。第五次エネルギー基本計画によると、2030年時点で原子力発電の発電量を全体の20~22%まで上げることを目標としている。
最近では、原子力発電で使い終えた燃料(使用済み核燃料)を再利用する「核燃料サイクル」が注目されている。それによって、資源を有効に活用できたり、高レベル放射性廃棄物の量を減らすことができるため、環境被害を抑えることにつながる。
参照元
令和元年度(2019年度)エネルギー需給実績(速報) 経済産業省資源エネルギー庁(2020)https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/total_energy/pdf/stte_gaiyou2019_sokuhou.pdf
2019年度の一次エネルギー供給の内訳 自然エネルギー財団(2020) https://www.renewable-ei.org/statistics/energy/?cat=primaryenergy
核燃料サイクルの今 経済産業省資源エネルギー庁(2017) https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/kakucycle.html
第五次エネルギー基本計画について 経済産業省資源エネルギー庁(2018) https://www.kansai.meti.go.jp/3-9enetai/3_ondanka/ontai-kaigi/katsudou/dai14kai_shiryo/03_shiryo2.pdf